一桥教员の本
近代日本の人間形成と学校 : その系譜をたどる
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木村元编着 |
着者コメント
本书は、クレス出版から2012年に出されたシリーズ「人间形成と社会」所収の资料を用いて、近代日本の人间形成と学校との関係を「地域」および「职业」に留意しながら眺望しようとするものである。シリーズでは、以下の観点から资料を収集し配列した。(1)学校方式の受容の诸相を社会の中に埋め込まれてきた人间形成の方式との関係に留意して提示する。(2)地域と学校による人间形成という侧面から近代日本の社会形成と人间形成の论理と葛藤を示す。さらに、(3)就学と就労の関係に注目し人间形成と社会への连络ならびにその间の调整の様相に注目する。加えて、こうした観点の前提にある产育レベルの変动にも着目しながら、21のカテゴリーにわけて77点の资料を选定し、3期においてそれぞれ7巻に配した。
本书の特徴は、それらの资料を用いてそれぞれの时期の人间形成と社会の関係(问题)构造を上述の観点をもって描きだそうとするところにある。そのために、どの章においても独自な课题の设定を行い、资料の意味を関连の他の资料や先行の研究のなかで押さえている。そのうえで、资料の内容を踏まえた検讨を行い研究的な意义を示した。さらに、引用文献に加えて参考?関连文献を记して、今后の研究に役立つようにした。